こんにちは、UCHIです
みなさんは「実験用シンク」や「病院用シンク」ってご存じですか?
造作洗面台を検討中の方であれば、一度は耳にされたことがあるのではないでしょうか?
「実験用シンク」や「病院用シンク」とは、「広さと深さと安さ」を探し求めた人が辿り着くシンクとして造作洗面所界隈!?では非常に人気のあるTOTO製の洗面ボウルです!
↓実験用シンク(SK6)(サイズ違いでSK7もあり)は、主に壁付けで使用
↓病院用シンク(SK106)はカウンター埋め込み型です
我が家もまさに辿り着いた一人でした(笑)
脱衣室兼ランドリールームに設置予定の洗面台は、何よりも使いやすさを重視。
家族の身支度スペースとしてだけでなく、スロップシンクも兼ねた洗面所にしたいと考えていたので、じゃぶじゃぶ洗っても水はねが気にならない、ある程度深さのある大型の洗面ボウルを探していたからです。
広くて深くてさらにコストも安い洗面ボウルとして、これらのシンクは、我が家が求めた条件にピッタリの商品でした。
四角くて無駄のないシンプルな見た目も好みです。
我が家は、カウンターに洗面ボウルを埋め込むタイプにしようという方向性に決まり「病院用シンク(SK106)」が第一候補に。
脱衣室兼ランドリールームの洗面ボウルは病院用シンクに決まり!
と家づくりの割と早い段階から決めていたのですが、脱衣室の間取りを検討していく中で、「病院用シンク(SK106)」だと横幅が76cmと思いのほか大きすぎてしまい設置ができないということが発覚!
脱衣室の洗面所は、カウンターに四角い洗面ボウルを埋め込むというイメージが私の頭の中にもう出来上がっていたので、大幅な変更はしたくない!
そこで、
「病院用シンク」と似ていて、
もう一回りだけ小さい洗面ボウルってないですか?
(幅60cm以内)
と工務店さんに相談したところ条件にぴったりの洗面ボウルをおすすめしてくれました!
イブキクラフトの深型洗面ボウルです
実際にその洗面ボウルを採用し、暮らし始めて2年ほど使用していますが、病院用シンクより一回り小さいものの、広さ・深さはちょうどよく申し分なし。
さらに病院用シンクのデメリットと言われている、いくつかの気になる点もカバーしていて非常に使いやすい洗面ボウルです。
今日はそんな我が家のおすすめ洗面ボウルを、人気の「病院用シンク(SK106)」と比較しながら、ご紹介したいと思います。
- 「病院用シンク(SK106)」より一回り小さい洗面ボウルをお探しの方
- 「実験用シンク」や「病院用シンク」を採用したいが、デメリットが気になって迷っている方
- 深型で四角い洗面ボウルをお探しの方
- 埋め込みタイプの洗面ボウルで造作洗面所を検討している方
など、参考になればと思います。
ぜひ最後までご覧ください^^
そもそも病院用シンク(SK106)とは?
冒頭から何度も出てきた「病院用シンク(SK106)」。
初めて耳にする方のために簡単にご紹介。
「病院用シンク」とは、TOTO製の洗面ボウルで「病院用シンク」とはあくまでも愛称。
正式な商品名は「病院用流し」というものです。
寸法は(W760×D47.5×H22.5)
横幅が76cm、深さが22.5cmとかなり大型です。
「病院用シンク」は、画像のようにカウンターに埋め込むタイプとして設計されています。
なかなかこれくらい大きくて深いボウルはないので人気があるんですよね。
また、シンプルな形状であることや、お求めやすい価格で人気の洗面ボウルです。
これだけの大きさでありながら、価格は2万円台。
非常に魅力的な商品ですが、我が家はカウンター下の収納スペースとの兼ね合いで横幅が60cm以下のボウルを選ぶ必要があったので、採用を断念しました。
我が家の洗面ボウル
「病院用シンク(SK106)」をあきらめ、一回り小さいサイズということで我が家が採用したのが
イブキクラフトというメーカーのEssence「Lレクラングル」という商品。
カラーはブランカ(白)・リネン(ベージュ)の2色展開です
我が家はブランカ(白)を選びました。
寸法は(W575×D430×H213)
横幅60cm以内でかつ深さは病院用シンクと同様に20cm程度あり、我が家の希望にぴったりのサイズでした。
形状も「病院用シンク」と同様、四角でシンプルな形です。
Essence「Lレクタングル」実際の使用風景
「病院用シンク」より一回り小さいとお伝えしましたが、他の一般的な洗面ボウルと比較すると大きめで深さもしっかりある洗面ボウルです。
スロップシンクの用途として使用するとこんな感じです
◎上靴洗い
◎バケツに水くみ
◎ボウルに水を溜めてつけ置き
Essence「Lレクタングル」のメリット・デメリット(病院用シンクとの比較)
「Lレクタングル」のメリット・デメリットを人気の「病院用シンク(SK106)」と比較してみました。
「Lレクタングル」のメリット
実は「Lレクタングル」は「病院用シンク」のデメリットと言われている箇所をすべてカバーしているんです!
実際に「病院用シンク」を使っている方からよく挙げられているデメリット(不満)点は以下のようなものです
①水はねが気になる
②底がフラットな分汚れが溜まりやすい
③オーバーフローがない
メリット①:水はねが少ない
「病院用シンク」は排水口がボウルの右側に位置し水栓の真下はフラットなため、思った以上に水はねするとの声があります。
「Lレクタングル」は排水口が水栓口の真下あるため、水はねが少ないように思います。
個人的に水はねが気になったことはありません。
メリット②:中央に排水口があり、フラットでありながら汚れも溜まりづらい。
「病院用シンク」は排水口に向かっての傾斜が緩く、ほぼフラットなため、小さな汚れやカスがスムーズに排水口に流れにくくシンクに汚れが溜まりやすいとの声があります。
「Lレクタングル」も病院用シンクと同様、底の傾斜は比較的緩やかですが、排水口が中央にあり水の流れがスムーズなためか、シンクには汚れが残りにくいように思います。
たいてい受け皿にゴミが集結しています。
ちなみに新築当時ついていた排水金具はプッシュ型のものでした。
この金具の掃除がしにくそうだったことや、パイプ詰まりを避けるため、小さな汚れやカス・髪の毛等もできるだけキャッチしたかったので
我が家では水を貯める時以外はこの金具を取り外し、代わりに下の洗面器受けをつけています。
100均一にも似たようなものはあり使用したことがありますが、
こちらの方が穴が細かく断然おすすめです!
メリット③オーバーフロー付き
「病院用シンク」にはオーバーフロー(水があふれるのを防ぐ穴)がないので、水を溜めて使用したい方は注意が必要です。
「Lレクタングル」はオーバーフローが付いています。
つけ置き洗いなどで水をためるときなど安心です
「Lレクタングル」のデメリット
デメリット①病院用シンクより一回り小さい
「病院用シンク」は幅76cmと広く、二人で一緒に使える!との声が。
「Lレクタングル」は幅57.5cmと一回り小さいので二人一緒に!といえるほどではないです。
ですが、一般的な洗面ボウルに比べると深さがありスロップシンクとしても兼用できる洗面ボウルとしてちょうどよい大きさです。
デメリット②カウンターとシンクの隙間に汚れが溜まりやすい
これは「Lレクタングル」に限らずカウンターに埋め込むタイプの洗面ボウルすべてに当てはまりますが、シンクの淵が盛り上がった状態になるため
カウンターとシンクの隙間に汚れが溜まりやすいです。
我が家のもう一か所の洗面台は、アイカ工業の「スタイリッシュカウンター」という、カウンターと一体型の洗面ボウルを使用しており、そちらと比較すると、やはりお手入れに手間がかかります。
対策としては、汚れを溜めるとますます取れにくくなるので、余裕のある時にシンクの淵をぐるっとタオルで拭くようにしています。
デメリット③価格
「病院用シンク」は2万円台で購入が可能。
一方、「Lレクタングル」は6万円台と「病院用シンク」の約3倍
価格面では、やはりTOTO製の病院用シンクに軍配が!
人気の理由がわかります。
造作洗面台は既製の洗面台と比較すると高くなりがちなので、価格面では、やはり非常に魅力的ですね。
我が家はミラーをIKEAのものにするなどして、トータルコストを下げました。
おわりに
我が家は当初、SNSでも人気のTOTO製の病院用シンク(SK106)を採用予定でしたが、横幅が大きすぎるという理由で断念しました。
代わりに選んだイブキクラフトのEssence「Lレクタングル」が、想像以上に使いやすく結果的にこちらを採用してよかったです。
大きめで深さがあり、水流れもよくオーバーフロー付き。
病院用シンクの気になる点もほとんどカバーしていて、スロップシンクも兼ねた我が家の洗面所にはちょうどよい洗面ボウルでした。
金額が実験用シンクの約3倍(!)という点だけがネックでしたが、毎日使用するメインの洗面ボウルとして使い勝手もよく、金額だけの価値はありました。
我が家は「Lレクタングル」にしてよかったです!
同じような条件で洗面ボウルをお探しの方オススメですよ。
\期間限定5万円台になってました!/
どなたかの参考になれば嬉しいです^^
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