こんにちは、UCHIです。
地元の工務店で建てた31坪の平屋に家族4人で暮らしています。
冬は寒くて乾燥が辛い季節。
空気が乾燥すると、肌が乾燥してかゆくなったり、朝起きると喉がカラカラ。
また、風邪やインフルエンザ等も心配ですよね。
「とにかく加湿!」と加湿器をフル稼働させているお家も多いのではないでしょうか?
一方で、加湿しすぎると結露やカビが心配。
乾燥しているからと加湿器を連続使用してると、風通しの悪い場所などにカビが生えたり、結露が発生します。
なので、乾燥感なく結露やカビの発生はできるだけ抑えた、ちょうどよい室内環境を作るためには、
「とにかく加湿!」
ではなく、
「適切な湿度になるまで加湿」
することが重要なんですよね。
冬の湿度コントロールって難しい。。。
我が家は普段ガスファンヒーターを使用しているので、エアコン使用のような乾燥感はあまりないのですが、それでも明け方の気温が低いとき等、日中に比べて喉の乾燥を感じることが。
でも、家にある湿度計を見ると「50%」なのになぜ?ということがありました。
先日、そんな疑問や悩みを解決できる商品があると知り、さっそく購入しました!
それが、この絶対湿度計「みはりん坊W(ダブル)」
実は、この絶対湿度計で数値を明確にしながら湿度コントロールすることで、簡単に「適切な湿度になるまで加湿」をすることができるんです。
我が家で実際に使用しはじめたところ、簡単に湿度コントロールができるようになったので、より安心&快適に過ごせるようになりました。
今日はそんな「みはりん坊W(ダブル)」の使い方や感想をレビューしたいと思います。
相対温度と絶対温度について
実は湿度を表す指標には2種類あるとご存じですか?
湿度には「相対湿度」と「絶対湿度」の2つがあり、世間一般的な湿度計は、実は「相対湿度」を表示しています。
相対湿度とは?→空気中に含まれる水蒸気の割合
「相対湿度」とは、空気がある温度の時に最大に含める水分量を100として、今何%の水分を含んでいるのかを示したもの。
つまり、相対湿度は空気中に含まれる【水蒸気の割合】を表していて、単位は「%」です。
気温が30℃の時の湿度50%と、15℃の時の50%だと前者の方が空気中の水分が多い状態で、気温が高いほど同じ量の空気中に沢山の水分を含むことができます。
逆に相対湿度が同じでも、冬だと夏ほどべたべたしないのは、これが理由です。
同じく冬に窓ガラスに結露するのも同じ原理。
ガラスの表面温度が低くなると、暖かい室温なら維持できた水分を保持できなくなり、水滴となるのが結露です。
絶対湿度とは?→空気中に実際どれくらいの量の水分があるか
一方、「絶対湿度」とは、縦横高さ1メートルの空間に含まれる水蒸気の重さが何グラムかを示したもの。
つまり、絶対湿度は実際に空気中にどれだけの水分が含まれているのか【水蒸気の自体の量】を表していて、単位は『g/㎥』です。
仮に今日の気温が30℃相対湿度50%だとすると、絶対湿度は15.2g/㎥となります。
もし、相対湿度は50%のままでも気温が15℃に下がると、空気中に含まれる水蒸気の量、絶対湿度は6.4g/㎥にまで下がります。
割合ではなく絶対量を示しているので、実際に加湿されているかどうかが一目瞭然です。
この絶対湿度が低いと、空気中に水分が少ないという状態なので手もカサカサだし、寝てる間に喉が乾くし、ウイルスなど感染症予防にも全く意味を為しません。
冬に湿度が70%くらいあるのに、朝起きたら喉がカラカラになってたり、手の乾燥が治まらないってことがありませんか?
それは相対湿度が高いのに気温が低いから空気中に含まれる水分、いわゆる絶対湿度が低いからなんです。
快適に過ごすには『絶対湿度』をコントロールする必要があるんですね。
冬に快適な絶対湿度の目安は?
湿度をコントロールというと、難しく聞こえますが、実は簡単。
「絶対湿度」に関しては、夏でも冬でも「11g/㎥」くらいを目指せばいいと言われています。
「気温がこれくらいの時は湿度は何%がベスト」のような複雑な覚え方をする必要はありません。
冬の場合、7g/㎥以下になると風邪やインフルエンザといったウイルス感染の危険性が高まります。
絶対湿度を簡単に計測できる「みはりん坊W(ダブル)」が便利
絶対湿度は、下図のように気温と相対湿度から絶対湿度を算出することもできますが、
これを簡単に計測できるのが「絶対温度計」です。
おすすめは今回紹介する「みはりん坊W(ダブル)」
電池・ストラップ付ですぐに使えます。
大きさはスマホよりも小さく
重量もわずか40gなのでどこへでも携帯可能です。
出張時など、乾燥しがちなホテル湿度チェックにも役立つと思います。
みはりん坊Wダブルの使い方
みはりん坊Wは4つの数字が表示されます。
上から順に
「乾燥指数」=”絶対湿度”
「温度」=気温
「相対温度」=一般の湿度計の数値「%」
「時刻」
一番上の数値が11g/㎥くらいになることを目安に湿度をコントロールすればOK。
購入後は、こちらの湿度計で室内の湿度を計測するようになりました。
絶対湿度は起床時は「8.9g/㎥」とやや下がっていました。
11g/㎥を目安に暖房加湿していきました。
数値が低ければ暖房加湿、12g/㎥を超えるくらいになれば加湿をオフで空調を調節しています。
数値で目に見えると、乾燥を防げるだけでなく、やりすぎも防げるので安心感があります。
アラーム機能付き
みはりん坊Wにはアラーム機能もついていて、側面のスイッチでオンオフも設定可能です。
アラーム音を確認するため、試しに外で使用してみました。
7g/㎥を下回ると「ピピピ」とアラーム音が鳴ります。
やっぱり外は乾燥してますねー!
すぐに7g/㎥を下回り、アラーム音が鳴りました。
みはりん坊Wダブルで熱中症予防も!
さらに!
みはりん坊は夏にはスイッチを切り替え、熱中症指数も計れるようになっています。
ストラップがついているので、ベビーカー等につるしておくこともできますね。
また、暑さを感じにくい高齢者の自宅に設置し、アラームが鳴ったら冷房をつけるように伝えるなどもよさそうですね。
まとめ:絶対湿度計「みはりん坊W」は一家に一台あると安心
絶対湿度計「みはりん坊W(ダブル)」は
冬:肌の乾燥予防・ウイルス感染予防・結露やカビ予防
夏:熱中症予防・適切な除湿対策
と1年を通して様々な場面で役に立ちます。
冬は「我が家のリビングや寝室はどの程度の加湿器が適しているか?」「加湿器はどこに置くべきか?」なども数値ベースで確認でき便利です。
部屋の大きさに対して加湿器が小さすぎると絶対湿度は上がらないし、逆にパワフルすぎる加湿器の場合はこまめにオンオフしないと結露の原因に。
絶対湿度で湿度コントロールし、必要な時に、必要な場所で、必要な分だけ適切に加湿することでより快適な室内環境が叶います。
一家に一台、あると便利です。
値段も手ごろなのがありがたい!
よかったらチェックしてみてくださいね。
参考になれば嬉しいです^^
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