こんにちは、UCHIです。
中1・小2の娘のいる4人家族です。
小学校では6年生から日本の歴史の授業がはじまります。
長女が6年生の冬頃、「今度歴史の授業で、明治・大正時代のテストがあるけど、覚えられない!」と相談してきました。
みなさん日本史覚えてますか?
この時代といえば、大政奉還・明治維新・文明開化・富国強兵・地租改正・廃藩置県・殖産興業・・・なじみのない四文字熟語のオンパレード!
歴史って近代史以降が特にややこしいんですよね。
ただ、言葉だけを覚えようとしても全く頭に入ってきません。
確かにテストが不安になる気持ち、わかる!
実はママである私、歴史は得意だったのですが(学年1位をとったこともあります)、経験上「歴史はマンガから学ぶのが一番」だと思っているので、娘に日本の歴史漫画を買ってあげることにしました。
本屋に行くと歴史漫画がずらっと棚に並んでいました。
いろんな出版社からでてるんですね!
一緒に見てこれがよさそう!と最終的に小学生女子の娘が選んだのが「集英社「日本の歴史」コンパクト版」でした。
とりあえず明治時代の13巻・14巻だけを購入。
試験前に一読し、わかりやすかったようで、学校のテストも無事クリア!
すぐに「他の時代も読みたい!」となったので、その後全巻購入にふみきりました!
既に13巻・14巻は持っていましたが、BOXで保管したかったので、再度全巻セットで購入することに。
(ダブった13巻・14巻はメルカリで売りました。すぐに売れました。)
しばらく集英社「日本の歴史」コンパクト版に家族みんなでハマる日々。
長女はもちろんなのですが、意外や意外、小学1年生の次女も「おもしろいー」とどっぷりはまったんです!
小学校低学年でも、低学年なりに十分楽しんで読めていたのでびっくりしました。
今日はその理由を私なりに考察しながら、集英社「日本の歴史」コンパクト版のレビューをしたいと思います。
・日本の歴史漫画の購入を検討中の方
・集英社の日本の歴史コンパクト版のレビューを知りたい方
・歴史漫画って何歳くらいから読めるか気になっている方
参考になれば嬉しいです。
集英社「日本の歴史」コンパクト版に小学校低学年の娘もハマった理由
ハマった理由①きっかけは付録の小判
小6の娘のために購入した日本の歴史。
集英社「日本の歴史」コンパクト版は全巻セットを購入すると、江戸時代の小判の原寸大レプリカがついてきます。
(この他にお風呂に貼れるポスターや、トートバッグもついてきます)
正直なところ、「付録は別になくってもいいからもうちょっと安くしてくれたらいいのに」なんて親の私は思ってしまいました。
小6娘も小判ははっきり言って興味なし。
「いらなーい」って感じだったのですが、なんと小1娘が「欲しい、欲しい」と目をキラキラ。
小判、低学年ウケ抜群でした笑
「これはいつのお金なの?」「何円なの?」と興味を持ち始め、この小判がマンガのどこで出てくるのかを知りたい!と読み始めたのがきっかけ。
10巻の江戸時代で小判の写真を見つけた時は「ママ!ここにのってる!」と教えてくれました。
ハマった理由②ふりがな付きなので読める
集英社「日本の歴史」コンパクト版はすべての漢字にふりがなが付いています。
言葉の意味を聞いてくることはありますが、読み方がわからないと聞いてくることはありません。
ストレスなく、読み進められるのだと思います。
ハマった理由③ソフトカバー&コンパクトなので小さい子でも手に取りやすく読みやすい
私たちの時代は歴史漫画といえば、ハードカバーが定番。
ボロボロになりにくいのはハードカバーだと思いますが、本は飾るものではなく、読んでこそ価値あり。
集英社「日本の歴史」コンパクト版はソフトカバーでサイズもハードカバーよりも20%小さい。
手が小さい小学校低学年の子でも気軽に手に取りやすいんだと思います。
本のサイズは小さめですが、字の大きさは特別読みにくいとは感じません。
ハードカバー版より値段も少し安いですし、コンパクト版、個人的にすごくいいと思いました。
重さも全巻セットと比較すると、ハードカバー版より約4kgも軽いそうです。
コンパクト版は全巻セットでもかさばらないので、誕生日や入学祝などの贈り物としてもよさそう。
ハマった理由④よみやすくわかりすい描かれ方
他の歴史漫画は読んでいないので比較はできませんが、大人の私が読んだ個人的な感想です。
集英社「日本の歴史」コンパクト版は歴史の重要事項はしっかり触れられていますし、むしろ内容は小学生が読むには詳しすぎるくらいだと感じました。
中学・高校・大学受験対策としても長く使えそうです。
実際、中学生になった長女はテスト前に、その単元のマンガを読みなおして活用しています。
ですが、小学生には難しくて何を書いているかよくわからないということはなく、後述の通り、次女の反応から低学年なりの読み方で十分に楽しんで読める内容になっていると思います。
母親目線としては、20巻(平成時代)はIT社会や近年の自然災害との向き合い方など、ストーリー仕立てで子供にも読みやすくわかりやすく描かれているので、これからの社会を生きていく子供たちにはぜひ読んでもらいたいと思いました。
集英社「日本の歴史」コンパクト版を低学年の娘が読んだ後の反応
①初めて知ったおもしろかったことをクイズにしてママに出してくる
例えば
ねえ、カレーとかサイダーって日本語でなんというでしょう?
うーん、カレーは辛いごはん?サイダーは泡の水とか?
ブブーッ
カレーは「辛み入りの汁かけ飯」
サイダーは「噴出液」でしたー
第2次世界大戦中に英語禁止だった時のエピソードとして載っていました。
次女にはこれが興味深かったようです。
②わからない言葉の質問攻め
ねえ、ママ。
株の暴落ってどういうこと?
破産ってどういうこと?
これは、言葉につまること多々ありましたが、親のわたしも調べながら答えました。
読みながら、いろんな新しいことを学べるいい機会にもなります。
(google様に頼りっぱなしですが)
③遊びにも歴史が反映
姉妹で射的ごっこをしているとき、「昔は戦う時、こんな鉄砲を使ってた」と教えてくれ、2人で真似をして楽しんでいました。
長篠合戦のことですね。
こんなとこにもマンガの影響が!と驚きました。
おすすめのおもちゃの射的です
④歴史の流れをいつのまにか覚えていた
他にも昔の暮らしや歴史の流れ、なんとなく頭に入っています。
日常の会話から歴史について出てきた内容
娘から教えてもらったこと↓
●狩りに使う石とゾウの肉を交換してた(縄文時代)
●昔は田んぼに水がくるようにみんなで協力して作った(弥生時代・米作りのはじまり)
●昔の人は着物を着てる(平安時代)
●外国人が船に乗ってやってきた(ポルトガル人による鉄砲の伝来)
●日本とアメリカが戦って、最初日本が勝つんだけど、アメリカがすごい爆弾をいっぱい落として仕返ししてきた。(第2次世界大戦)
昔は日本は戦ってばっかりだったんだね、こわいね。と感想も。
これくらいぼんやりと知識が入っていれば、その後歴史を勉強するときも抵抗なく頭に入ってくるんではないかなと思います。
⑤テレビ番組の歴史問題に正解して得意げ
これが一番驚いたんですが、日本テレビのクイズ番組「小学5年生より賢いの?」で歴史問題があったんです。
内容は関ヶ原の戦いについて
Q:東軍は徳川家康。西軍を率いたのは誰?
この問題を見た次女がすぐに
「Cの石田三成だよ」と答えたんです!
えー?わかるの?
「うん、ほら、ここに載ってる」と。
日本の歴史を持ってきて該当ページを見せてくれました。
「ほんとだ!書いてあるね(驚)」
C:石田三成
【解説】
関ヶ原の戦い
1600年 関が原で徳川家康を大将とする「東軍」と石田三成を大将とする反徳川勢力の「西軍」が行った合戦。
正解でした。
石田三成がわかる小学1年生。
この子は天才か!?と思っちゃいました(笑)
これぞ「日本の歴史」マンガパワー!
「関ヶ原の戦い」とか「徳川」とか「東軍・西軍」などのワードでなんとなく覚えてるんでしょうね。
大人にすごいと驚かれ、本人も得意げ。
ますます歴史好きになったようです。
歴史漫画何歳からおすすめ?⇒集英社「日本の歴史」コンパクト版は小学校低学年でも楽しく読める
我が家は集英社「日本の歴史」コンパクト版の全巻セットを購入しました。
他社のものは読んでいないので比較はできませんが、我が家はこちらを買ってよかったと思っています。
歴史が難しいと感じ始めた小6の長女のために購入しましたが、小1の妹も思いのほか楽しめる内容でした。
コンパクトでふりがなもついていて、手に取りやすいのはもちろん、読み物として単純におもしろい。
多分、深く理解はできていないと思いますが、日本の歴史に触れる機会としてはばっちりのマンガでした。
きっと6年生になって歴史を勉強するときは、授業を楽しく聞けるんじゃないかなと期待しています。
もちろん、中学生になった長女もしっかり役立っていますよ。
今は、定期テストごとに、出題範囲の箇所を見直し、流れをつかむのに活用しています。
大人の私たちも読みなおすと面白いですよ!
今はリビングの目立つところに置いて家族みんなで楽しく歴史を学んでます^^
参考になれば嬉しいです^^
購入は全巻セットがおすすめ
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